2006年と2007年にほぼ日手帳(オリジナル)を使っていたあの日から、実に18年。 その間、能率手帳ゴールドや普及版、陰山手帳、ジブン手帳、フランクリンプランナー、NOLTY、などを渡り歩いてきました。
しかし、2026年を前に、私の心は再び「ほぼ日」へと向かいました。 50歳という節目を迎え、手帳に求めたのは単なる「管理」ではなく、「書く喜びを再確認できる、彩りのある場所」が欲しくなったから。
今回は、万年筆愛好家の視点から、新調した「2026年版カズン」のファーストインプレッションをまとめます。
ちなみに、購入する際はほぼ日公式サイトだと送料がかかる、楽天市場のほぼ日ストアだと時間がかかる、なので、ベストなのはAmazonで購入することです。最短で翌日には届くと思います。送料も無料(プライム会員だから?)。ありがたい。
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「オリジナル」ではなく「カズン」を選んだ必然
2007年当時は文庫本サイズの「オリジナル」を使っていましたが、今の私には少し手狭でした。
2025年はNOLTYのB5サイズを使っていたこともあり、2026年のパートナーは自然とA5サイズの「カズン」に決定。
最近の自分の仕事内容を考えると、スケジュールの背後にある「目的」や「目標」を言語化する作業が欠かせません。この広大な1日1ページこそが、今の僕の思考を整理するのに最適なサイズ感でした。
これまでの手帳歴
ちなみに、過去の私の手帳歴はこちら。
- 2025年・・・NOLTY B5 6111「2025年の手帳は万年筆でもたっぷり書けるB5サイズの能率手帳 NOLTY 6111」
- 2024年・・・NOLTY ニューレッド普及版「2024年用にNOLTY 能率手帳ニューレッドを買いました」
- 2019-2023年・・・フランクリンプランナー「2023年の手帳もフランクリンプランナー1日1ページで決まり!丸4年間愛用中」
- 2018年・・・ジブン手帳「2018年もジブン手帳に決めた!DIARY・LIFE・IDEA3冊をもっと活用するガイドブックも購入♪」
- 2017年・・・ジブン手帳「来年の手帳はジブン手帳に決めた!1日24時間を可視化し、プロジェクト管理もできるライフログ手帳」
- 2016年・・・能率手帳ゴールド「来年の手帳は能率手帳ゴールド。内包物と中身すべて。」
- 2014・15年・・・NOLTY Venlo「来年の手帳はNOLTYのVerno A5 Vertical1で決まり♪」
- 2013年・・・陰山手帳「2013年の手帳もプロジェクト管理ができる陰山手帳でいきます。」
- 2012年・・・陰山手帳「複数のプロジェクト管理に最適な手帳 – 来年の手帳を買いました」
- 2011年・・・陰山手帳「来年の手帳「陰山手帳2011」を買いました。」
- 2010年・・・能率手帳普及版「2010年の手帳「能率手帳 普及版」を買いました。」
- 2009年・・・能率手帳ゴールド「能率手帳ゴールド 2009年版 が到着!」
- 2008年・・・クオバディス「2008年の手帳 クオバディスが到着♪」
- 2007年・・・ほぼ日手帳「ほぼ日手帳2007が届いた」
- 2006年・・・ほぼ日手帳「ほぼ日手帳がようやく到着〜」
「しおり」がない? 誤算から始まったカバー選びのこだわり
カズン本体が届いて最初に気がついたのが、「しおり(スピン)」が一本も付いていないこと。

過去に使ってた手帳は、ほぼ2本のしおりで「月間カレンダー」や「週間カレンダー」などを瞬時に切り替えていたため、カズンでもしおりは欲しい。というわけで、急いでカバーを探すことにしました。
しかし、改めて探してみると、ほぼ日手帳のカバーの種類が多すぎて悩みに悩みました。
- 脱・無難: 黒い本革はかっこいいけれど、今の気分はもっと明るく。
- 色の選択: 狙っていた「アイビーフォレスト」は残念ながら在庫なし。
- 妥協なき決断: 最終的に選んだのは「カラーズ / ブラック×クリアブルー」。カバーオンカバーも追加購入。

一見すると真っ黒ですが、内側や端に見えるブルーが実に鮮やか。このブルーがブラックだったら買ってませんでした。
あと、オリジナル版を使ってた時に、この最も安いタイプのカラーズシリーズのカバーを買って、すごくチープな感じがした記憶があったんですが、このカズンサイズは意外としっかり作られてて全体的にペラペラじゃないので、予想に反して好印象です。これなら、このカラーズも普通に使えそう。

さらに「カバー・オン・カバー」を装着し、表紙に好きな写真や「ほぼ日」の冊子を挟み込むことで、黒の重さを消しつつ自分だけの表情にカスタマイズしました。

実際に手に取ると、18年前の記憶にあるものよりずっと作りが堅牢で、かなり満足感があります。カラーズシリーズがチープだろうなーと思ってただけに、このギャップが非常に良い感じ。
万年筆ユーザーの懸念。ペリカンM800(BB)との相性は?
万年筆をよく使うので、久しぶりの「トモエリバー」がたっぷりインクに耐えられるのか、すごく気になってました。
試しに、愛用のペリカンたちで試し書きしてみました。

テスト環境:
- ペリカン M800 / BB(極太字)
- ペリカン M400 / F(細字)
結果としては、「驚くほど優秀」です。

インクフローが潤沢なM800のBBで書いても、裏にインクが突き抜ける「裏抜け」は一切ありません。 ただ、裏移りはあるので、乾くのを待つか、キッチンペーパーなどの吸い取り紙を使う必要はありそう。

もちろん、紙が薄いため裏から文字が透けて見える「裏透け」はあります。しかし、それはページをめくるたびに思考が積み重なった証。かなり文字は見えますが、まぁ、裏抜けBBのインクでもしないので安心してたっぷりのインクで書き込みはできます。問題なく、万年筆で使えそうで安心しました。
最新のトモエリバーは、18年前よりも確実に万年筆ユーザーにも安心して使えるようになってるようです。
2026年、カズンと共に描くビジョン
18年ぶりに戻ってきたほぼ日手帳。実際に手にしてみて感じるのは、「なんか楽しい」ってこと。
これまではNOLTYや陰山手帳など、どちらかというと「効率的にタスクをこなす」ための道具を選んできました。でも、50歳という節目を迎え、これからはもう少し自分の内面と向き合ったり、仕事の「質」を深める時間を大切にしたい。あとは見た目ね。
カズンのA5サイズという広大な1日1ページがあれば、スケジュール管理はもちろん、その日の目標や、万年筆で書きなぐるアイデア出しもすべて一箇所にまとめられます。この「何でも受け止めてくれる安心感」こそが、今の僕には必要だったのかもしれません。
あとは、毎日使って楽しくなる見た目、でしょうね。久しぶりのカズンとこのカバーを見るたびにテンション上がります。ワクワクしますね。
まとめ:カズンは楽しい!
今回、久しぶりにほぼ日手帳(カズン)を手に取ってみて、改めてこう感じました。
- 「管理」よりも「思考」を広げたい人には、オリジナルよりカズンが正解。ガンガン書ける!
- 万年筆ユーザーなら、新しくなったトモエリバーの進化に驚くはず(BBでも裏抜けなし!)
- カバー選びで迷っているなら、あえて定番の「カラーズ」を選んで、カバー・オン・カバーで自分流にアレンジするのもアリ。なんかワクワクする。
もし「最近の手帳はちょっとシンプルすぎて物足りないな」「もっと万年筆でたっぷり書きたいな」と思っているなら、ぜひ2026年はほぼ日手帳カズンを検討してみてください。
改めて、購入は発送が早くて送料もかからないAmazonが一番スムーズでおすすめですよ。
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2026年、この新しい相棒と一緒にどんな毎日を過ごしていけるか。今から使い始めるのが楽しみでなりません。
